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上海に続き北京の幼稚園でも幼児虐待 性的虐待も

2017年11月30日

【新唐人2017年11月30日】

上海市の幼稚園の子供虐待事件が発覚したばかりですが、今度は北京市の私立の幼稚園で性的虐待などの虐待が行われていたことが11月22日、分かりました。

 

北京市朝陽区の公安当局は22日、紅黄藍幼稚園の保護者十数人から、同園で子供たちに性的虐待を含む虐待が行われているとの通報を受けました。

 

被害に遭った3歳の子供の母親は、帰宅した子供から、園の教員が暗い部屋にみんなを連れて行き「身体検査」をして、子供たちも「おじさん」も「つるつる」になったと聞いたと話しています。母親が子供に詳しく聞くと、幼稚園で猥褻行為が行われていたことが分かったといいます。

 

被害に遭った子供の保護者:「その『おじさんの医者』がどんな検査をしたのかと聞くと、息子は一連の動作を真似して、ピストン運動も含んだ。他の子供を検査時あなたはどこにいるのと聞くと、息子はそれをそばで見ていたというのです。」

 

この保護者によると、子供が同園に入園して2カ月になるが、これまでに2回同じようなことが起きたとし、2回目の時は子供が服を脱ぐのを嫌がったので、先生は怒って服を子供に投げつけ、出て行けということです。

 

また、子供が注射を打たれたこともあると、この母親は言います。

 

被害に遭った子供の保護者:「子供の腕に針の跡があったので、担任に注射を打ったのかと聞きました。普通注射をする時は、保護者が子供を防疫センターへ連れて行って予防接種を受けます。担任は分からないと答えましたが、子供に聞いたら、劉先生が注射に連れて行ったと答えたのです。」

 

このほか、食後に教員が子供たちに白い錠剤を配り、薬を飲むと甘い味がして眠ってしまったという子供の話もあります。

 

別の子供の保護者は、メディアの取材に、子供が教員に脅されて何が起きたかを親に話してくれないと泣いて語りました。

 

被害に遭った子供の保護者:「先生がとても怖いことを言ったので、子供は怖がって話そうとしません。先生は、家にまで届く長い望遠鏡で子供の言動を見張っていると脅したのです。」

 

23日、同園の保護者数十人が園長との面会と園内の監視カメラ映像の視聴を求めて同園に集まりましたが、警備員に追い出されました。

 

同園本部は24日、すでに3人の教員を停職処分にしたと発表しましたが、濡れ衣だとも発表しました。

 

同園は、1998年に設立された紅黄藍教育集団が経営しています。同集団は中国国内で1000校に上る系列校を有し、今年9月にアメリカで上場しました。今回虐待事件が起きた「国際班」の月謝は5000人民元(約8万4000円)にも上ります。

 

2010年から現在までに、メディアやインターネットで発覚した中国国内の幼児教育機関における幼児虐待事件は60件以上に上っています。

 

紅黄藍幼稚園では以前にも幼児虐待事件が発覚しています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2017/11/25/a1352383.html(中国語)

(翻訳/白白 映像編集/李)

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